ラグストと言われるストリートファッションが、勢いを増しています。
とくに、海外のセレブの間で人気のラグジュアリーストリートファッション、「ラグスト」をマスターすればストリートで注目間違いなしでしょう。
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そもそも、ラグストとは
ラグジュアリーストリートファッションの特徴は、ストリートカジュアルとラグジュアリーなハイブランドの融合という点にあります。
ラグジュアリーストリートという言葉はファッションスタイル全般にも使われますが、ラグジュアリーなブランドとの組み合わせを前提としたブランドやショップを指す場合もあります。
ラグストのポイントとは
ラグジュアリーストリートファッションのスタイルは、「レタリング」、「オーバーサイズ」、「モノトーン」というキーワードに代表されるものです。
基本的には、オーバーサイズのパーカー(大きなレタリングが描かれたものなど)に、細身のハイブランドのスキニーなどを合わせる形です。
色味は派手な色は控え、白や黒といったモノトーンカラーが中心となったファッションが主体となっています。
ラグストの主体は、海外セレブや有名ミュージシャン
このスタイルで、ジャスティン・ビーバーがラグジュアリーストリートファッションのコーディネイトで写真を撮られたことなどが話題となりました。
ジャスティンビーバーは、ティーンに絶大な人気を持っているために、その影響力は計り知れないといいます。
しかし、なんといってもラグストを語る上で外すことができないのはKANYE WEST(カニエ・ウエスト)などの海外アーティストです。
カニエ・ウエストのクリエイティブ・ディレクターとして知られるVirgil Abloh(ヴァージル・アブロー)はラグストのブランド「オフホワイト」のデザイナーも務めています。
オフホワイトのブランド立ち上げについて、ブランドの所有者であるカニエは、このブランドを立ち上げる前から、ストリートファッションとラグジュアリーブランドをごちゃ混ぜにしたファッションが周りにあふれていたと言います。
とはいえ、そのデビューは鮮烈で、カニエ・ウエストがプロモーションビデオで着たラグストファッションは、パリからも問い合わせがあるほどだったのです。
注目のラグストブランドといえば
ロスアンゼルスのブランド424onfairfax(フォートゥフォーオンフェアファックス)は、3代目J Soul Brothersの岩ちゃんが私服で来ていることが知られていますし、ニューヨークブランドのHBA(フッドバイエアー)はK-POPアイドルたちがこぞって来ていることで有名です。
ラグストの流行は日本で言えば裏原系に匹敵する
このラグストの大きな流れは、日本で言うところの90年代後半からの裏原系ストリートファッションの盛り上がりを彷彿とさせます。
この勢いが今後も続くのか、いつか裏原系のようにパッタリと勢いが止まるのかは今後注目していきたいポイントです。