新生活が始まるこの季節、服選びもウキウキと心が弾みますね。なかでも、今年から大学に進む新入生にとっては、その楽しさもひとしおではないでしょうか?中学・高校は制服があるところが多いですが、大学では私服通学が基本になります。好きな服、好きなメイク、好きな髪型を思う存分楽しみたいという前向きな気持ちの方もいれば、どんな服を着ていけばいいのか分からないと不安に思っている方もいるかもしれません。
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通学には大きめのバッグが必要
大学に通うときの服装は自由です。あまりカチッとしすぎない、ニットやカットソー、デニムなどを使ったレディースカジュアルスタイルが一般的です。大学の校風や立地によって、きれいめなスタイルの人が比較的多いところもあれば、カジュアル寄りの人が多いところもありますが、よほど奇抜な格好でない限り極端に周りから浮いてしまうことはありません。あまり考えすぎず、自分の好きな服を選べばOKです。
かつては、女子大生が競うようにして高級ブランドのバッグを身に着けていた時代や、女子アナのようなコンサバでフェミニンなスタイルが大流行した時代もありましたが、それに比べると今は気楽に等身大の通学ファッションを楽しめる時代になったように思います。
服装は自由といえども、講義を受ける立場として最低限のマナーは必要です。教室内では帽子を脱ぐということはぜひ覚えておきましょう。大学によっては、スウェットやジャージなどは本来スポーツ用の服装であるため、相応しくないとされるところもあるようです。
その他に頭にいれておきたいポイントとしては、通学にはある程度容量の大きいバッグが必要という点です。財布やスマホ・化粧ポーチといった普段の荷物に加え、テキストやペンケース、場合によっては辞書やノートパソコンなども持ち歩く必要があります。ペットボトルや水筒、折り畳み傘なども含めるとかなりの量になるため、最低でもA4サイズ以上が入るものを選びましょう。
通学方法による注意点
この春はレディースカジュアルのお店で長め丈のプリーツスカートが目立ちますが、自転車通学の場合は残念ながら不向きです。丈が長く薄手の生地を使ったスカートは、スポークやチェーンに巻き込まれやすく、汚れるだけでなくときには転倒など思わぬ事故の原因にもなります。クリップやシュシュなどでスカートを留める方法もありますが、できればロングスカートは避けパンツスタイルなどを選ぶほうが無難です。
自転車通学の場合、春から夏にかけては日焼け対策も考えておきましょう。UVカット加工のカーディガンを1枚持っておくと便利です。4月の紫外線量は9月と同じとも言われているため、日に焼けたくないと考えるなら新年度の始まりからUV対策は必須です。
電車通学で通勤ラッシュの時間帯に乗車する場合は、バッグの持ち方に注意が必要です。リュックサックは一旦下ろし、前に抱えるようにして持ちましょう。トートバッグの場合も、肩にかけるのではなくなるべく前で抱えるほうが他の人の邪魔になりにくいです。また、ファスナー付きでバッグの口がしっかり閉じるものを選ぶと、スリなどによる盗難の危険を減らすことができます。
ラッシュの時間帯でなくても、電車に乗る場合はヒールの高い靴は避けたほうがよいでしょう。履き慣れていない場合は特にバランスを崩しやすく、少しの電車の揺れでも転倒することがあります。自分自身が痛く恥ずかしい思いをするばかりではなく、周りの人の足を踏んで指を骨折させてしまった、ということも実際に聞かれます。安全面からも、最近のレディースカジュアルの主流であるスニーカーやぺたんこ靴を選ぶほうがベターです。