メンズカジュアルで最も活躍する靴といえばスニーカーです。どんな方でも、2~3足くらいは持っているのではないでしょうか。なかには何十足、すごい人になると100足以上も持っているスニーカーマニアの方もいるようです。
スニーカーは、なんといっても履き心地の快適さが魅力です。革靴などと比べると長時間歩いたときの足の疲れ方は全く違うので、ショッピングやイベントなどに出かけるときはやはりスニーカーを履きたくなります。
もちろん、ファッションという観点でも、スニーカーのスポーティーさやカジュアルさは他の靴にはない要素です。きれいめなコーディネートも、足元をスニーカーにするだけで程よく肩の力が抜けた軽快なメンズカジュアルスタイルにすることができます。若い世代はもちろん、大人の男性にとっても欠かせないアイテムです。
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淡色のスニーカーを取り入れてみよう
スニーカーのなかにも、さまざまなテイストのものがあります。癖が少なくどんなファッションにも合わせやすいものもあれば、一足でコーディネートの決め手になるようなインパクトの強いデザインのものもあります。
どんなシーンでも使いやすいスニーカーというとやはり「黒」を選ぶ方が多いです。女性と比べると、男性のほうがさらにその傾向が強いようです。
なにかと応用範囲の広い黒スニーカーに続いて2足目を選ぶ際、ぜひおすすめしたいのが淡い色のスニーカーです。具体的には、明るめのベージュやグレーなどがそれにあたります。もちろん、さわやかで清潔感のある白も良いですね。
淡い色のスニーカーは、足元を軽やかな印象にしてくれます。例えば、全身を黒でまとめたコーディネートも、足元が黒スニーカーならより完成度が高くビシッと決まった感じになりますし、淡いグレーのスニーカーを合わせれば抜け感が出てちょっとこなれたイメージになります。
特に、冬から春に向かう季節には淡色スニーカーの効果は絶大です。暗い色が多くコーディネートが重たい印象になりがちな季節こそ、足元に軽やかな色を取り入れることで気分を変えて新鮮なメンズカジュアルスタイルを楽しむことができます。
2足目のスニーカーには赤や黄色などのビビッドなものを選ぶ方も多いですが、差し色として効果的な反面、頻繁に履いているとちょっとマンネリしてしまう感じも否めません。その点、淡い色のスニーカーなら定番のひとつとして自然に活用できるのも嬉しいポイントです。
淡色スニーカーのお手入れ方法
淡い色のスニーカーは、清潔感が命です。やはり黒スニーカーなど濃い色のものに比べると汚れが目立ちやすい分、メンテナンスはこまめに行いましょう。
洗い方は素材によって異なります。キャンバス地のものは粉末洗剤とブラシを使ってゴシゴシ水洗いが可能です。レザー製のスニーカーは中性洗剤を使ってスポンジなどで汚れを拭き取るのが基本です。詳しくは、購入時のタグなどについている洗濯表示を確認してください。洗う際は、先端のラバー部分も丁寧に汚れを落としましょう。
意外と忘れがちなのが靴紐です。せっかく本体をきれいにしても、靴紐が汚いままでは爽やかさは半減してしまいます。中性洗剤や固形石鹸を使って洗いましょう。汚れがひどい場合は、漂白剤に漬け置きすると効果的です。
スニーカーの清潔感という点では、ニオイ対策も忘れてはなりません。冬場であっても、知らず知らずのうちに足はかなり汗をかきます。連日同じスニーカーを履き続けることは避け、2~3足をローテーションさせましょう。雨で濡れたときは必ずしっかり乾燥させるようにしてください。もちろん、定期的に丸洗いすることで、汚れとともにニオイも落とすことができます。