夏ファッションの定番アイテムの筆頭とも言えるのが白Tシャツです。ストリートカジュアルの基本として何枚も持っているという方も多いのではないでしょうか。デザインも価格帯もさまざまなものがある中から自分にぴったりの1枚を選ぶためのポイントや、長く愛用するために注意したい洗濯のコツをお伝えします。
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白Tシャツのバリエーション
一口に白Tシャツといっても、ディテールによってさまざまなタイプがあります。体型によっても似合うタイプが異なりますし、1枚で着るかあるいはシャツなどのインに着るか、ネックレスなどのアクセサリーをどう合わせるか、といった点も考えて選ぶと良いでしょう。
印象を決める最も大きな要素は首元です。ラウンドネック・クルーネックといった最も一般的な丸首タイプのほか、広めに開いたUネック、V字型に開いたVネック、横に広く開いたボートネックなどがあります。Uネックやボートネックは繊細でソフトな印象、Vネックは大人っぽい印象を与えます。首元にボタンのついたヘンリーネックもストリートカジュアルではよく見かけます。ボタンの開け閉めによって印象を変えることもできる面白いアイテムです。
形状に加え、首元のリブの太さにも注目してみましょう。太めのものはカジュアル度が高く、細めのものはきれいめでスタイリッシュな印象になります。
生地の厚みも重要です。薄手のもののほうが着心地は軽いですが、透け感が気になる場合もあります。ある程度の厚みがあったほうが肉感を拾わず、体型が気になる方でも着やすいです。
ポケットや刺繍など、デザインのワンポイントが入っているものもあります。ワンポイントがあると1枚で着てものっぺりしすぎず、程よいアクセントになるので便利です。ストリートカジュアルの場合はインパクトのあるロゴやプリントのものもぜひ取り入れたいですね。
Tシャツそのもののデザインだけでなく、着たときのシルエットも見逃せません。オーバーサイズのゆとりある着こなしでトレンドを狙うのか、着回しやすいジャストフィットを選ぶのか等、自分なりのイメージを持って選びましょう。
白Tシャツのお手入れ
汗をかいたり汚れたりしたら、自宅で気軽に洗えるのがTシャツの良いところです。着るたびにこまめに洗って清潔感を保ちましょう。
首周りなどの皮脂汚れが特に気になる場合は、固形石鹸を直接塗ってから洗うか、漂白剤を溶いたお湯に漬け置きしてから洗うと効果的です。ニオイ対策という点でも、白Tシャツを洗う際は漂白剤を活用すると良いでしょう。ただし、洗う前にはタグの洗濯表記を確認しそれに従って下さい。
綺麗に洗濯していても、型崩れしていると白Tシャツの爽やかさも半減してしまいます。型崩れを防ぐためには、洗濯機に入れる際にネットに入れるのが有効です。また、干すときは平置きか竿にかけて干すのが理想的です。スペースの関係などで難しい場合はハンガーにかけて干すことになりますが、その場合は肩の縫い目にハンガーを合わせると型崩れが防げます。ハンガーを通すときも、首のほうから入れると首周りが伸びてしまうので、裾のほうから入れるようにしましょう。
首元が伸びてしまったTシャツは、乾燥機にかけるか、アイロンのスチームを当てることで元の状態に戻せることがあります。ダメ元で一度試してみても良いかも知れません。
白Tシャツは、着回しの幅も広く夏のストリートカジュアルに欠かせない存在です。少し涼しくなってからも、シャツのインにするなど何かと出番の多いアイテムでもあります。洗濯のときのちょっとしたひと手間で清潔感が保たれ、より長くお気に入りのTシャツを愛用することができるので、ぜひ今回紹介したポイントを参考にしてみてください。